【英文和訳】知らない単語をどう訳すべきか
共通テストも終わり、私大の受験が本格化してきました。
皆さん、悔いのない受験となっているでしょうか。
私は先日『ENDER MAGNOLIA』を徹夜でクリアしました。
悔いのない夜更かしができて満足しています。

前作『ENDER LILIES』後の世界を舞台にした、メトロイドヴァニアです。
スキルがリキャスト制となり、アクション面は非常に良かったのですが、前作の黒騎士や魔女のような、印象に残るキャラはいませんでした。
総じて、世界観やキャラ設定は前作に劣るものの、アクション面が進化した正当続編でした。
20時間くらいで終わるので、受験が終わったら是非ともプレイしてみてください。
エンダーシリーズも面白いのですが、個人的には『Redemption Reapers』の退廃した世界観の方が好きです。
次回作はそっちの続編もお願いします!
花詞と神話
“Lily”(百合)や”Magnolia”(木蓮)と言えば花の名前になりますが、誰しも、人生で一度は「花言葉を覚えよう」期間がありますよね。
その他にも「円周率を100桁まで暗記する」「周期表を全て覚える」といった謎の意気込みに覚えのある方は多いのではないでしょうか。
“花言葉”は”花詞”とも表記されますが、何となく”花詞”の方が美しい感じがします。
英語では”Flower Language”もしくは”Language of Flowers”となるため、日本の侘び寂びを改めて実感します。
例えばLilyの花詞は”Purity”(純粋)/”Fertility”(繁栄)で、Magnoliaの花詞は”Nobility”(高貴)/”Poise”(冷静)です。
これらは花の色や香りから連想された言葉で、国によって花詞が変わります。
しかし、ある程度の逸話、例えば神話から派生された花詞に関しては、全世界共通です。
例えば、ギリシャ神話に登場する女神イリスは、ゼウスの求愛から逃れるため、ゼウスの妻であるヘラにお願いし、自身を虹の女神へと変えてもらいました。
虹の女神に変えてもらう儀式で酒が使用され、その一滴が地上に落ちて花が咲いたと言われています。
そこから、ギリシャ語で虹を意味する”Iris”の名がつけられ、花詞が”Dignity”(尊厳)/”Love”(愛)となりました。
ゼウスの求愛に屈せず、自らの尊厳を守ったから、といったところでしょうか。
ここまで書いておいてなんですが、ぶっちゃけ花詞に大して興味がないので、この話はここで終わりにします。
アイリスの花詞は、成り立ちとともにゲームに出てきたことがあるので覚えていただけです。(『AI:ソムニウム』というゲームです。)
「朝顔の花詞は?」なんて急に聞かれても知りません。
まあ、花詞は高確率で「愛」「純粋」「永遠」の3要素どれか含んでいるので、「永遠にピュアな愛」とかそんなんじゃないでしょうか。
知識のアッピル
花詞然り、勉強すればするほど思い知らされるのですが、世の中、自分の知らない知識で溢れています。
Aを学べばB,C,D…の知識が足りないことに気付き、あたかも「勉強すればするほどバカになるのでは?」と錯角さえしてしまいます。
先日も、昭和医科大学の試験問題を生徒と解き直している際、生物の問題で『DNA複製を終えた後、プライマーはどうなるか?』という記述問題があり、「これは何を答えてほしい問題なんだ…」と少し悩みました。
物質として構成内容が変わるか否かを答えてほしいのか、消失するか否かを答えてほしいのか…
無難に『DNAポリメラーゼによって取り除かれる』が模範解答だとは思いますが、もしかしたら別の角度からの答えを要求しているのかもしれません。
このように、その分野に関して知識があると思い込んでいても、別の角度から見ると、全く未知の領域に変わることが多々あります。
言語で例えると、「日本語を話せるか?」と聞かれたとしても、自信を持って「話せる」と答えることはできません。
その質問が「日本語で面白い話ができるか?」であれば答えはNoですし、「日常生活に困らない程度に日本語が話せるか?」であれば答えはYesです。
例えが逆に分かりづらくなってしまいましたが、つまり「自分の持っている知識が使えない」もしくは「質問の意図が理解できない」状況がよくあるという話です。
これは全人類に共通して当てはまることで、そういった意味で「全人類バカ」と言えなくもありません。
しかし、実際は個人間で知能や知識に差があり、その差を誰もが理解できるという点が重要です。
その差をどうやって生み出しているかというと、究極的には「困難な問題にどう対処するか」ではないでしょうか。
先の花詞を例にすると、「朝顔の花詞は何?」という質問に対し、「知らないなぁ」と答えるのと、「花詞には愛や純粋といったキーワードを含むものが多いから、永遠の愛ではないか」と答えるのとでは、どちらが知識がありそうか?という話です。
出題者と受験者、お互いをよく知らない受験において、自分の知識をアピールすることが重要になってきます。
合格基準点のある資格試験と異なり、受験は上位から合格する競走です。
重要なのは「他の受験者より一点でも多く得点する」つまり「他の受験者よりも知識があることをアピールする」ことです。
知らない単語の訳し方
英語を教えていると、英訳・和訳問題を空白にしている生徒がとにかく多いと分かります。
競争において、空白や無回答は愚の骨頂であり、試合を放棄していると捉えられても文句は言えません。
採点のしようがないからです。
例えば千葉大で、こんな長文問題がありました。
中世において、光の速さが有限か無限かを議論した際、ガリレオが自らの説を証明するために、遠く離れた丘の上からランタンの光を合図にし、光速を計測するという話です。
その最後の一文に
It was as futile as for a snail to try to catch a fly.
という英文があり、それを和訳しろという問題でした。
構文としては難易度が低いため、単語さえ知っていれば「それ(ガリレオの実験)は、カタツムリがハエを捕まえるのと同じくらい、無駄なものだった」と和訳できます。
カタツムリ=人間の反射神経、ハエ=光速
人間の反射神経を利用して光速を計測するのは無駄なことだ、という意味ですね。
ここで、仮に”futile”/”snail”/”fly”という単語を知らなかったとします。
10単語前後の短文において、3単語も知らないというのは30%を知らないのと同義であり、空白にしてしまうのも理解できます。
しかし、何度も言うように空白は最悪の手段です。
困難な状況に対処する方法は色々とありますが、殊に言語においては「品詞から考える」というのが定石です。
まず”futile”ですが、as … asの原級になっていることから、副詞か形容詞だと推測できます。
また、be動詞の直後にきていることから、恐らく形容詞であると判断できます。
次に”snail”と”fly”ですが、直前に”a”という冠詞が置かれている以上、名詞と考えるしかありません。
それさえ分かれば「それはsnailがflyを捕まえるのと同じくらいfutileだった」と訳すことができます。
白紙よりは遥かにマシですし、事実、よほど採点が厳しくない限りはそこそこ点数がもらえます。
更にそれは「snail(名)がfly(名)を捕まえるのと同じくらいfutile(形)だった」というように、隣に冠詞を書いておけば、1点くらいは余分にもらえるかもしれません。
受験は1点が合否を分けるので、品詞を書かない理由がないです。
このように、英文に関しては「品詞と文構造を元に、知らない単語は素直に英単語のまま残して訳す」が問題への対処法となります。
文脈から意味を推測できるならそれはベストではありますが、短文の場合は文脈も何もないので、素直に知らないことを認め、そのまま英単語で残しておきましょう。
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